ラスベガスでボクシング観戦・・・マニーパッキャオ2014年

前回に続きラスベガス留学時代のお話です。今回はスノーボードじゃなくてボクシング!2014年のマニーパッキャオ戦です。

個人的なお話ですが自分の好きなことを挙げると、ボクシング、F1、スノーボードの3つを頭に浮かべますが、ボクシングはその一つです。

父親がプロボクサーだったことで影響を受けていることもあり、幼稚園時代から後楽園ホールで観戦するのが当たり前でした。

後楽園ホール以外でもさいたまスーパーアリーナ、両国国技館、日本武道館、東京体育館、有明コロシアムなど大きな会場での世界戦も小さいころから見てきましたが、MGMグランドアリーナで観戦した時に日本とは比べ物にならないぐらいの盛り上がりに驚き、今回は2014年4月に行われたマニーパッキャオVSティモシーブラッドリーの観戦についてお話します。

MGMグランドガーデンアリーナ↓

WOWOWでボクシングを見てると出てくる、緑色に輝いたホテルです!

ラスベガスはニューヨークのマディソンスクエア―ガーデンと並ぶボクシングの聖地ですが、ラスベガスだけでもマンダレイベイホテルにあるMichelob Ultra Arenaやネバダ大学内にあるThomas & Mack Center、他にも新しい会場だとニューヨークニューヨークホテル隣のT-Mobile Arena等でビッグマッチが開催されています。

その中でも一番有名な場所ではないでしょうか?

当時試合が決まったとたん観に行きたい病にかられ、チケット販売前にMGMグランドホテルに行って、インフォメーションセンターでチケットほしいと言いに行った記憶があります。

ホテルでは販売しないからインターネットで買ってくれとのことでした。

facebookのマニーパッキャオサイトで紹介されていたTicketmasterから、一番安いチケットを手に入れました。値段は250ドル!25,000円ちょっと。ちなみにリングサイドとか買うと、車が買えるような金額です。

日本からの買い方はわかりませんが、自分はステイ先の家を住所として入力して後日チケットが来たとホストファーザーに渡されました。

実は学校のアルゼンチン人の友達もこの日のチケットを持っていたらしく、当日現地で会う約束をしました。

そっからは頭の中はボクシング以外考えられず、興奮したまま当日です。

家からアリーナまでは自分の車で20分程度。15時開場なのに興奮のあまり昼過ぎに到着して心の準備です。

早めに行ったのに巨大駐車場は結構埋まっていて、遠いところになりましたが無事停められました。駐車場の壁には試合の巨大ポスターが!

始まるまでホテル内をうろちょろしていましたが、MGMグランドホテル名物のロビーにあるリングがパッキャオ戦になっています。

ちなみに下の写真は違う日にあったカネロVSアングロ戦↓試合はPPVで観戦しましたが、当日に会場の雰囲気を見に行くのが趣味になっていました。

下もまた違う日に撮ったメイウェザーVSマイダナ戦↓これも友達とPPV観戦。この日は世界チャンピオンにおなる前のワイルダーがファンの記念撮影に応じてました。

こんな感じで試合ごとにリングの模様替えがあります。

常備変わらず展示されているのはメイウェザーのコスチュームガウン↓

これはデラホーヤ戦で来てたやつです↓

一応メイウェザーはラスベガスのヒーローといったところでしょうが、試合ではブーイングの嵐。当時地元にいたアメリカ人もあまり良い印象ではありませんでした。

とりあえず開場時間にホテル内を通ってアリーナゲートに向かいました。

金属探知機で荷物チェック。大きなカメラやバッグは持ち込めません。無事届いたチケットで入場できました。

さすがに会場すぐだと席はガラガラ。でもせっかく来たので全試合見に行きます。日本と違うところは前座の初戦でいきなりヘビー級の試合があったりします。

ちなみにこのTシャツはギフトショップで25ドル。試合後外で同じものが10ドルで売っていたことは思い出したくもありません。

友達も来ました。一緒に記念撮影!

自分はこの席で250ドルでしたが、友達は400ドルの席で少しだけ見晴らしがよいです↓

さすがのボクシング好きでも会場に6時間は結構きついです。ようやくメインイベントのパックマン登場!

ここでも日本と違うところが!入場から試合が始まるまでみんなずっと立っている。打ち合いが始まったり判定もみんなすぐ立つので、日本だとマナーがどうこうなりそうですけど、自分はアメリカの雰囲気が好きです。

そして圧倒的に歓声の音量がでかい!WOWOW観てるとそうでもないけど、現地で聞くとリングアナウンスのマイケルバッファさんの声がかき消されています。

友達が撮影したアップ写真!レフリーはケニーベイラスさんです。

観戦者の層としてはアジア系、ヨーロッパ系、ラテン系の人が多く、パッキャオに声援を送っていて、少数のアフリカ系の方がブラッドリーを応援してる感じです。逆にブラッドリーへのブーイングもすごかった。

イギリス人ボクサーがイギリスで試合をすると、人種関係なくイギリス人選手を応援するのに対し、アメリカは国籍よりも人種を応援する感じです。

例えでいうとゴロフキンVSブルック、ジョシュアVSウシクなんかは両方ともイギリスで行われて、ヨーロッパ系のGGGとウシクはブーイングされて、アフリカ系のブルックやジョシュアに大きな声援。

フィリピン人のパッキャオに声援があって、アメリカ人のブラッドリーにブーイングなので何か不思議な感じです。まあ自分はパッキャオ大好きなのでパッキャオ応援してましたけどね!

試合結果は判定でパッキャオの勝ち!リベンジマッチでリベンジ果たしました。テレビで見返して面白かったかは微妙でしたが、会場の雰囲気を含めて最高の試合でした。

会場を出ると人が多く、違う席に座っている友達とこの日あうことはできませんでした。

耳と喉がおかしくなった状態で、会場を後にしました。

実はアメリカ人の知り合いが今回レフリーを務めたケニーベイラスさんの友達で、後日知り合いがケニーベイラスさんの誕生日に行った時、自分のためにサインをもらってきてくれました。

最後に当時携帯電話で撮影した動画を下に貼っておきます。昔の動画なので映像はあまり良くないですが、雰囲気は少しわかると思います。

それと会場で流れていた入場音楽等著作権に引っかかりそうだったので、他の音楽を流しています。

以上、ラスベガスでボクシング観戦でした。